「上級者じゃないならツアーボールを使っても意味がない」
最近まで筆者はそんなふうに考えていました。
しかし、ふとしたきっかけでツアーボールを使ってみたところ、180度考えが変わりました。今は「上達を目指すならツアーボールを使うべき!もう安いボールは絶対に使わない!」と考えています。
この記事では、筆者(30代男性:アベレージ90台)がはじめてツアーボールを使ってみて「使うなら絶対ツアーボール!」党になった理由・感想をレポートします。
↓のようにボールに少しでも興味を持ち始めたゴルファーの方に向けて記事を書いています。興味のある方はぜひ最後まで読んでいってください。
- 本当にツアーボールって効果あるの?
- 上級者じゃないと違いなんて実感できないのでは?
- 1ダース5000円出すなんてお金の無駄では?
- ダフリやトップする自分には高価なボールはまだまだ早い
筆者が購入したボール:スリクソン ZーSTAR XV
筆者はゴルフを始めてから最近まで、ずっとディスタンス系のボールを(1ダース2000円弱)使用していました。
ところが先日、上級者の方とプレーする機会があり「ゴルフやるなら5000円以下のボールは使わないほうが良いよ」とアドバイスいただいたのがきっかけでツアーボールを購入しました。
今回はじめて買ったツアーボールは、松山英樹選手が使用しているスリクソンのZーSTAR XV(1ダース5000円程度)というボールです。
結論:上達を目指すならツアーボールを使うべき
今回ツアーボールを使ってみて、どんなレベルのゴルファーであろうと、上達を目指すゴルファーであれば、ツアーボールを使うべきと考えるようになりました。
必ずしもツアーボールで無くても良いと思いますが、値段が安いという理由だけでディスタンス系(1ダース2000円以下)を選ぶことは避け、積極的にボール選びにこだわるべきです。
つづいて、筆者がはじめてツアーボールを使ってみての実感をもとにその理由をレポートしていきますね。
理由①:ゴルフIQが高まる
ツアーボールを使うようになる(=ボールにこだわるようになる)と、打球の結果の微妙な違いに敏感になります。
スピン量の違いや曲がり幅の違いに目が行くようになり、その結果の違いがどこから来ているのかの観察の解像度が高くなります。
結果の違いはなにから来ているのか、ボールの性能なのか、自身のスイング(フェースにあたった場所、スイング軌道)なのか、外部環境(ライや風)なのか。
高価なボールを使いはじめて性能の違いを意識することで、これらの感覚が研ぎ澄まされてゴルフIQが高まるのを実感しています。
理由②:やはり飛んで止まる
これはメーカーの売り文句そのままのようですが、けっして上級者ではない筆者が打ってみても本当にすぐに実感しました。
ドライバーではボールのスピンが抑えられているために明らかに飛距離が伸びていました。
無風状態での会心の一発の距離が伸びるというよりは、ミスヒットした場合や風がある場合も含めて平均的な距離が伸びる印象を受けます。
これはアゲインストの強い風のシチュエーションで顕著に感じることができました。
自身としては「かなりスライスしてしまったな」というあたりでも、それほど曲がらずにコース内にとどまってくれるのです。
またボールの吹け上がりも抑えられ、弾道が適度な高さで飛距離のロスが少ないです。
また、アプローチでは柔らかい打感でスピンが効いていて、実際に飛んだ打球を見ても明らかにスピンが効いてグリーンにボールが止まってくれます。
ディスタンス系だとスピンがかからずに砲台グリーンの奥にこぼれてしまうイメージがある状況でも、ボールがグリーンに留まってくれるのです。
理由③:打感が良いのでメンタルに効きスイングが良くなる
ツアーボールは本当に打感が良いです。
打感が良いので、「調子が良い」「上手くなった」と錯覚します(笑)
そしてその錯覚や思い込みによって、力みがとれて本当にスイングが良くなってきます。
テニスをやられている方でインドアでプレーされた経験がある方なら分かるかもしれません。
インドアだと気持ち良い打球音が響くので、実際にテニスの調子が良くなってきた経験はないでしょうか。
これはプロテニス選手でもよくある話だそうです。
ゴルフでも全く同じような感覚が得られました。
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