前回の申込編に続いて、今回は練習ラウンド編をお届けします。
(申込編→競技全くの未経験者が全日本ミッドアマ申し込んでみたってよ(申込編)
試合当日編→競技ゴルフ全くの未経験者が全日本ミッドアマ申し込んで見たってよ(試合当日編))
申込編でお伝えした通り、今回筆者は初の競技ゴルフに申込みました。勢いで申し込んでみたものの、やはり初の競技ゴルフとあって不安があり、試合当日を迎える前に”場慣れ”するためにも、会社の休みを取り練習ラウンドに行ってきました。
今回初めて練習ラウンドに行って気づいたのは「上達を目的とするなら、本番の試合よりもむしろ練習ラウンドのほうが得られることが多い」ということです。
この記事では、競技ゴルフの練習ラウンドに初参加した経験を、自身の振り返り目的も兼ねてレポートします。
「下記のような方の参考になれば」と思って記事を書いていますので、少しでも興味のある方はぜひ最後で記事を読んで参考にしてみてください。
・初めて競技ゴルフへの出場を検討していて、練習ラウンドも検討している
・練習ラウンドではどんなことができるのか知りたい
・練習ラウンドがゴルフ上達に効く理由を知りたい
練習ラウンドがゴルフ上達に効く3つの理由
結論からお伝えしますと、練習ラウンドがゴルフ上達に効くと感じた理由は下記の3つです。
1:上級者とゴルフの技術的・戦略的な会話ができる
2:本番と同じ環境(コース)で練習ができる
3:同じシチュエーションで番手を変えて打てる
順番にお話します。
理由①上級者とゴルフの技術的・戦略的な会話ができる
競技ゴルフに参加する目的は人それぞれだと思いますが、競技ゴルフに参加を考えられている方の目的の一つとして「上級者と一緒にコースを回ることで上達のヒントを得たい」という方も多いのではないのでしょうか。
筆者もその目的で競技ゴルフへ参加しました。
しかしながら競技ルール上、試合当日のラウンド中に同伴者とプレーに影響を与える可能性のある会話をすると、アドバイスとみなされ罰則の対象となる可能性があります。
せっかく上級者とラウンドしているのに、コースマネジメントや技術の会話をすることが出来ないのです。
一方で練習ラウンドには、そんなルールはありません。
皆さんコースマネジメントについて真剣にあれこれと会話されるので、その会話を聞いているだけで上非常に勉強になりました。
(→今回具体的に参考になったことは、別途まとめて記事にする予定です)
理由②本番と同じ環境(コース)でボールが打てる
当然なのですが、本番と同じ状況の芝や傾斜からボールを打つことは、非常に練習になります。
自分が大きなミス(ダフリ、トップ、大きく曲げる等)したあとに、原因を考えて番手やアドレスを変えて打ち直したりすることで、自分がどんな理由でミスしているのか、またその対策が分かってきたと思います。
理由③同じシチュエーションで番手を変えて打てる
同じシチュエーションで番手を変えて打つことができるのも、良い練習になります。
「10Y打ち上げの状況でグリーンまで届かせるにはどの番手なら届くか」「同じ20Yのアプローチを9Iで転がすのか、SWで上げるのか」など、本番では一回しか打てない状況を実際に番手を変えて、どういう選択が結果が良さそうか実際に試してみることができます。
ミスしたときに「今はスインズが緩みすぎていた」「さっきのトリで焦りがあったのでは?」等、自分では気づかなかったことも、上級者の方からアドバイスがもらえます。
練習ラウンドの概要(筆者の事例)
参考までに、筆者が実際に練習ラウンドの概要についてお伝えします。
ゴルフ場
練習ラウンドで回ったのは、試合会場と同じ「千葉よみうりカントリークラブ」。
ゴルフ場としては珍しく、通常営業では5人で回れるパブリックコースです。
料金もリーズナブルに設定されています。
プレーフィー、予約方法
料金は練習ラウンド用の特別割引料金(昼食付き)で、平日料金より1000円ぐらい安く回れました。
練習ラウンドで回ったのは平日。練習ラウンドは10時ぐらいの遅い枠のみのようでした。
また、当日キャンセル料は特にないとのことでした。急な仕事が入ったときに自由に休むことが難しい会社員である筆者にとってはありがたいです。
予約方法だけ通常と違いました。楽天GORAやGDO、ゴルフ場公式HPなどのネットから予約することはできず、電話でのみ受付とのことでした。
同伴者
練習ラウンドの同伴者は、同じ試合の出場者。筆者が申し込んだ枠は4人でした。(昼食も一緒にとりました)
みなさん筆者と同世代の30~40代で、みなさん予選通過を目標とする実力者。
(同伴者の方の中には毎年同じ会場の試合に出ている方、すでに今年2,3回の練習ラウンドをされている方がいらっしゃって、コースの危険エリアや安全エリアを熟知されていました)
どのくらい試合に出ているのか伺ってみると、「年に2,3回」とのこと。
「明日(練習ラウンドの次の日)も別の試合に出場する」という猛者もいらっしゃいました。
お一人、プロゴルフの大会の撮影のお仕事もされているフリーランスのカメラマンの方が、同伴者全員のショットの写真を撮影してくださいました。
雑誌やCMに出てくるプロのような構図で撮影いただき、初競技デビューの良い記念になりました(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は筆者の体験を元に「練習ラウンドがゴルフ上達に効く3つの理由」をお伝えしました。まとめると
1:上級者とゴルフの技術的・戦略的な会話ができる
2:本番と同じ環境(コース)でボールが打てる
3:同じシチュエーションで番手を変えて打てる
上達のために競技ゴルフへの出場を検討されている方には、練習ラウンドを絶対にオススメします。筆者はこれから競技に出るときは必ず練習ラウンドも行いたいと考えています。
これから競技ゴルフ、練習ラウンドを検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。
次はいよいよ当日編をお送ります。(試合当日編→競技ゴルフ全くの未経験者が全日本ミッドアマ申し込んで見たってよ(試合当日編))
ではでは。
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